こんにちは、エクシールの鷲見です。
今回は、エクシールで販売しているゲルベースを紹介したいと思います。
ゲルベースとは、半導体チップや精密部品などを安全に保管・搬送するためのケースです。ウレタンゲルの柔らかさを活かして、部品を搬送時の揺れや衝撃から守ります。
どのような特徴があるのか早速確認してまいりましょう。
※本記事は、2021年7月6日に投稿した記事ですが、リライトに必要な文言等を追記、修正して再度公開しました。
↓詳細は動画でもご覧いただけます↓
ここがすごい!ゲルベースの3つのポイント!
その1 ノンシリコーン
ゲルベースの全ての材料には、シリコーンが含まれていません。
低分子シロキサンによる接触不良を防ぎ、電子部品を扱う環境でも安心してご使用いただけます
その2 帯電防止加工
ゲルベースには、帯電防止加工が施されており、部品の静電破壊を防ぎます。
各種類の抵抗値については、以下の表をご覧ください。
その3 豊富な粘着力
ゲルベースはシート表面の形状や粘着力の種類が豊富です。
粘着力が強すぎて剥がす際に欠けてしまう、弱すぎて部品を固定できない…といった心配を解消いたします。
搭載したい部品や用途に合わせてお選びいただけます。
※表面状態、材質、重量、サイズによって異なります。
※搬送品をセラミックスとして試験を行った結果です。
※pick upとは搬送品の剥がしやすさを表します。
※holdとは搬送品がくっつく力を表します。
※測定値は参考値であり、保証値ではありません。
クラウディタイプ・メッシュタイプは、シート表面に凹凸があります。凹凸によって部品との接着面積が減らされ、ピンセットでもピックアップできます。
他にも、ゲルベールシートは自己粘着性のあるウレタンゲル素材でできています。粘着材を使用していないため、糊の移行による部品の汚染が起きません。
強い衝撃を受けても耐えられる粘着力!
E5やF5タイプのような粘着力の強い種類は、大きな衝撃にも特に耐えることができます。
自社でゲルベースの落下テストを行いました。
■内容:
部品を搭載したゲルベースをアルミ板より約1000㎜の高さから落下させ、落下後の部品のズレや剥がれ具合を確認する。
<落下の様子>
<落下前後の比較>
落下の衝撃を受けても、破損することなく部品を保持できます。※
※ゲルベースの種類や搭載内容によっては、同様の結果を得られない場合がございます。
↓動画でもご覧いただけます↓
クリックするとテストの様子から再生されます。
まとめ
今回は、ゲルベースについてご紹介しました。
ゲルベースは、粘着力・シートの表面形状の他にケースの色や高さ、サイズもそれぞれお選びいただくことが可能です。
大切な部品を搬送・保管するケースにお悩みの方、ぜひ一度ご検討してみてください!
ゲルベースのご購入はこちら👉 https://www.exseal.jp/products/list?category_id=9
お問い合わせはこちら👉https://www.exseal.jp/contact
↓必見!ゲルベースの選びのポイント↓
鷲見まいか
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