こんにちは!エクシール公式オンラインショップ「ゲルコム」の運営をしております、エクシールの今井です(‘◇’)ゞ
ゲルコムでも一押しの商品、「ゲルベース®」
精密部品を保管・搬送するときに部品が故障したり破損することを防いでくれます。
人気商品ですが、種類がたくさんあるため、「選び方が分からないんだけど、どれがいいですか?」というお問い合わせもいただくことが多いです。
そんなわけで、ゲルベースの選び方について詳しくお伝えいたします!
ゲルベースを選ぶ基準は大きく分けて以下の3点です。
① 保管したい精密デバイスの大きさ+1つのケースで運びたいデバイスの量
② 保管したい精密デバイスの高さ
④ 精密デバイスをどれくらいの強さでくっつけたいか
①から順番に見ていきましょう🤗
目次
「① 保管したい精密デバイスの大きさ+1つのケースで運びたいデバイスの量」でケースのサイズを選ぶ
運びたいデバイスのサイズと量はどれくらいでしょうか。
ゲルベース®には2インチと4インチ、2種類のサイズがありますので、都合の良いサイズを選びましょう。
2インチサイズ
2インチのデバイス搭載面(ゲルシートの範囲)は、42×42mmです。
(下図の赤線部分がゲルシートの範囲です。)
表面には2.4×2.4mmのマス目が、10列10行あります。
4インチサイズ
4インチのデバイス搭載面(ゲルシートの範囲)は、85×85mmでその範囲内であれば、デバイスを搭載することができます。(下図の赤線部分がゲルシートの範囲です。)
表面には5.64×5.64mmのマス目が、10列10行あります。
「② 保管したい精密デバイスの高さ」でケースの高さを選ぶ
ゲルベース®の2インチサイズには高さが2タイプあります。
搭載するデバイスの高さによって使い分けが可能です。
Hタイプ(高め)
Hタイプは最大7mmの高さのデバイスを保管することができます。
Lタイプ(低め)
Lタイプは最大2mmの高さのデバイスを保管することができます。
高さのあるデバイスを使用しないのであれば、Lタイプが安価なのでおすすめです。
4インチの高さは?
4インチは1サイズなので、高め、低めといったラインナップはありません。
最大6mmの高さのデバイスを保管することができます。
「③ 精密デバイスをどれくらいの強さでくっつけたいか」で粘着シートの種類を選ぶ
ここが一番悩みどころ、「粘着シートの種類」…👾
まず、ゲルべースに貼られている粘着シートは、粘着力が数種類ございますが、すべて「ウレタンゲル」という柔らかくて粘着のある素材を使用しています。
搭載面に粘着材を使用しているシートはありませんので、糊が転写する心配はありません!
また、シート含め、材料にシリコーンを使用していないノンシリコーン仕様ですのでご安心くださいね(^^)
それでは、シートの種類を見ていきましょう。
フラットタイプ(Fタイプ)
・表面に凹凸がない、滑らかなシートです。
・精密デバイスを載せたときに設置面積が広いです。
上記の表のように、くっつく力が最も大きく、Pick upが重いので、剥がしにくく感じます。
フラットタイプはコチラからチェック
クラウディタイプ(Cタイプ)
・表面に細かな凹凸があり、曇りガラスのような見た目のシートです。
・精密デバイスを載せたときに設置面積が小さく、くっつく力は3種類の中でも最も弱いです。ピックアップに真空装置は不要です。
クラウディタイプはコチラからチェック
メッシュタイプ(Eタイプ)
・表面が網目状になっており、ボコボコとした見た目のシートです。
・精密デバイスを載せたときの設置面積はフラットタイプとクラウディタイプの中間で、しっかりくっつけたいけど、真空装置がない方、また、剥がしやすさにもこだわりたいという方にオススメです。ピックアップに真空装置は不要です。
メッシュタイプはコチラからチェック
まとめ
いかがでしたか?
ゲルベースはケースの色も2種類あり、黒と透明から選択できます。
沢山の組み合わせがあるので、それぞれの用途に合うものをご使用ください。
もし、『自社に合ったものを紹介してほしい』という方はぜひ下記よりお問い合わせください!
丁寧にご対応いたします!
ぜひ、商品購入の検討時にお役立てください👩🔬
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