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製造工場のコストダウン|事業ごみ・産業廃棄物を減らしてコスト削減するポイント

こんにちは!
大変だった残暑も落ち着き、気温も下がり、ようやく秋らしくなってきましたね。毎週半ばは家族そろってクイズ番組に夢中な、鈴木です。
今日は先週に引き続き、製造工場内のコスト削減についてご紹介していきたいと思います。

 

今回注目するのは「ごみ」。

皆さん、ご自分の会社から出るごみの処理費用、理解していますか?
管理者や経理担当者は知っているかもしれませんが、実際に作業をしている現場の従業員からしたら、ちょっとイメージが付きにくいかもしれませんね。
コスト削減のため、材料費や加工費、人件費を見直すことも、もちろん大切です・・・が、「排出されるごみの削減」も立派なコストダウンになるのです!

この記事では、そんな「工場から出るごみ(事業ごみ)」と「処理費用」を踏まえて、コスト削減のためにどのような取り組みができるかをご紹介していきます^^

 

事業ごみとは?

事業ごみは事務所や会社、工場から発生したごみのことです。
廃アルカリ、廃プラスチック類、ゴムくず、ガラスくず、紙くず、繊維くず、残飯などです。事業ごみは基本的に普通のゴミ捨て場で捨てることはできません。

また、事業ごみの中にも分類があり、一般と比べ処理の難しいものを「産業廃棄物」、それ以外を「事業系一般廃棄物」となっています。

 

事業ごみの処理

家庭から出たごみをきちんと処理する責任は、各自治体にあるとされていますが、事業ごみは「事業者」がその責任を負うものと法律で決まっています。

事業ごみの処理方法ですが、自分で自治体に持っていくパターンゴミ回収業者に回収してもらうパターンがあります。
とはいえ、製造工場は毎日大量のごみが出るもの。ある程度以上の工場であれば、後者の「回収業者へ依頼している」企業が多いのではないでしょうか。

ただし、一般廃棄物の処理を無許可業者へ委託すると、委託した側も罰せられるので、依頼する場合も信用できる業者かどうかを見極める必要がありそうです。

 

処理にかかる費用

そして、肝心の料金ですが、これは回収業者や地域、また廃棄物の種類によって、細かく差が出るようです。

私が調べたところですと、

●産業廃棄物系は100kgあたりだいたい3000~10000円程度、

●事業系一般廃棄物は100kgあたり2000~4000円程度

が処理にかかる費用で、回収業者へ委託する場合はこれにプラスして収集運搬費がかかることになります。
特に産業廃棄物系は廃棄物の種類によって価格の差が大きく見えます。
中小企業は大企業と比べるとごみの量は多少少ないとはいえ、この事業ごみの処理費用は無視できない「経費」になります。

 

事業ごみを削減するポイント

 

ここでは事業ごみの処理費用削減のため、オフィスや工場内で取り組むことができるアイデアを紹介します。

 

紙の利用を見直す

ペーパーレス、という言葉もある通り、会議の資料や文書を印刷ではなくデータで確認することで、紙の消費を抑えることができます。
また、裏紙として利用するなどの方法も効果的です。
ただし、データ化するものや裏紙として再利用してはまずいものもあるので、きちんとしたルール決めも大切です。

 

分別の徹底

発生してしまったゴミも、分別を徹底することでコストダウンになる可能性があります。
きちんと分別することでリサイクル価値が上がり、収入になることもあります。
内容には注意が必要ですが、紙束のごみは地域の廃品回収業者に引き取ってもらうよう相談してみてもいいかもしれません。

オフィスや工場内のごみ捨て場を改善し、ゴミの排出量を従業員が確認できるようにすることで、意識改善につなげましょう。

 

ゴミの出ないツールを使う・過重梱包を避ける

原材料を受け入れする際に過重梱包だと感じたら、取引先に相談して適切な梱包にしてもらうようにしましょう。
また、繰り返し使えるなどゴミの出ないような容器を利用することで、事業ごみの削減にもつながります。

 

ごみを少なくする・軽くする

食品工場などで大量に排出されるのが「食べ物のごみ」。
水をよく切ったり、生ごみ処理機を使うことでごみのカサを減らすだけでも、事業ごみの削減になります。

 

生産ロスを少なくする工夫をする

全ての原材料が製品になるわけではなく、製造には必ずロス(捨ててしまう部分)がつきものです。
製造方法や加工方法を工夫することでこの製造ロスを少なくしていくことで、材料コストの削減に加え、事業ごみの削減にもつながります。

 

要注意!事業ごみ削減の間違ったやり方

ごみの量を少なくしたいからと言って、間違ったやり方で事業ごみを削減しても、逆にリスクを増やすことになりかねません。

例えば、洗剤の買い替え頻度を少なくするために使う量を適正量より減らして使ったり、節電するために薄暗い環境で作業をしたり、1日2回交換する粘着マットを1回にしたり…。

このように、行き過ぎた切り詰め行為は製品の品質や働く環境を悪くし、結果的に余計にコストがかかってしまう…なんてことにもなりかねません。
十分に留意して取り組むようにしましょう。

 

ごみの出ない粘着マットがお勧め!

製造工場では品質保持のため、異物混入対策に足元のほこりを吸着する「粘着マット」を利用している工場が多くあります。
これらは粘着紙が何枚も貼り重ねてあり、汚れを吸着したらめくって捨てる、というものですが、めくった粘着紙がかさばる事業ごみとなり、廃棄費用に頭を悩ませる担当者様が多くいらっしゃいます。

そんなシーンにお勧めしたいのが、エクシールが製造・販売しているステップマットというめくらない粘着マット
先日行われた日本食料新聞社様主催の、第21回日食優秀食品資材賞を受賞した、とっても環境にやさしく、異物対策効果の高いマットなんです。

なんとこのマット、めくらないから「ごみが出ない」ことが特徴という、一風変わった粘着マットなんですね。

 

 

ステップマットは「ごみが出ない」ことで産業廃棄物の処理コストを削減することができるだけではなく、従来の粘着マットに比べ「ホコリの除去率も99%」と高い数値を持っている、一石二鳥のアイテムです。
ただし、濡れた場所では滑りやすく危険となりますので、乾いたエリアで使用する必要があります。

興味のある方は是非、公式HPを確認し、まずはサンプルでお試ししていただくことをお勧めします♪^^

異物混入の80%は足元から!ステップマットで対策を!

 

まとめ

いかがでしたか?
工場からは毎日大量のごみが排出されます。
そして、その排出されたごみの処理には、相当のコストがかかっていることがわかりましたね。
でも、場合によっては原材料の価格交渉や運送費のコスト削減よりも取り組みやすい、効果の出やすいコスト削減項目でもあるんです。
更に、廃棄物削減は国も推奨している大切な運動であり、社外へのアピールの効果も十分に持ち合わせています。

是非自社に合ったごみ削減アイデアを取り入れて、事業ごみ削減を目指してください!

 

 

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鈴木ちか

ウレタンの特性を活かし様々な商品を製造・販売している、株式会社エクシールで働いています。最近は食品工場向けの依頼が多く、仕事を通して学んだ製造業のアレコレを記事にしていきたいと思っています。同じ製造業の方が見て何かヒントになるような、そんな記事が描けるよう日々努力していきます!

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