食品工場での段ボールの取り扱いで気を付けるポイントを見直そう!

こんにちは、エクシールの鷲見です!

今回は、段ボールの取り扱いについてお話をしていきます。
食品の受け入れ運搬などに活躍する段ボールですが、外から運ばれてくる物のため汚染を防ぐための取り扱いが必要です。

工場内で段ボールを使用することにより考えられるリスク

害虫発生の可能性

段ボールは強度を上げるために、中芯という波形になったものが中に埋め込まれています。波形部分の隙間が虫の住処となりやすく、卵が産み付けられたり虫自体が潜んでいたりします。

この段ボールが万が一持ち込まれてしまったら、孵化や繁殖などによって工場内での害虫発生に繋がりかねません。

食品汚染の可能性

運送時に使用されていたということは、外からの影響を受け細菌やほこりなどが付着している場合が多いです。

そのまま段ボールを使用してしまうと、細菌が作業場に運び込まれ交差汚染や二次汚染を引き起こす可能性が高まります。

取り扱いのポイント

衛生的な環境を保つために、どのように段ボールを扱えば良いでしょうか。

持ち込んでもよい場所を定め保管時は別の容器に移す

ここまでは段ボールを持ち込んでも良いという場所を決めます。それ以降は専用の容器に移し替えて保管をしましょう。

受け入れ時に段ボールを開封して、専用の容器に移し替え保管することが理想です。清潔区域には持ち込まないようにします。

開封後はゴミ庫で保管する

前述したように、段ボールは害虫の発生源となる可能性があります。工場内での発生リスクを低減させるために、開封後はすぐにゴミ庫へもっていきましょう

直置きをしない

食品を扱ううえで物の直置きはNGです。

床は足跡などを介して汚染されているため、段ボールに入っているとはいえ直置きしてしまうと、食品の汚染に繋がります。

廃棄時も同様です。ゴミ庫での直置きは床の清掃をしにくくするため、ほこりやゴミが蓄積し、また他の廃棄物から流れ出た水分を吸収して虫やカビの温床となってしまいます。

パレットやキャスターの上に載せ、床からの空間をつくりましょう。

まとめ

高い保温性や緩衝性で運搬時には役立つ段ボールですが、同時に食品や工場内を汚染させてしまう可能性があるため注意する必要があります。

段ボールの持ち込みは汚染区域内でとどめる、すぐに捨てる、直置きしないことを心がけましょう。

 

〈参考〉
株式会社東邦微生物病研究所「厨房の盲点」:https://www.toholab.co.jp/
フーズデザイン「vol.786 食品工場における異物混入対策」:http://www.foodesign.net/
株式会社クリエイション『なにかと問題の多い「直置き」』:http://www.creation-net.co.jp/column/5s-column/1085/

 

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鷲見まいか

ウレタンを扱った製品の製造・販売を行う株式会社エクシールで働いています。仕事をする中で得た知識や経験を通して、食品業界で働く皆様に有益な情報をお伝えできるよう努めてまいります!大きなどんぶりサイズの茶わん蒸しを食べることが夢です!

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