湿気に負けるな!工場で使える防錆紙(サビ止め紙)とそのメリットとは?

こんにちは!エクシールの鈴木です^^
梅雨というのもあって、最近雨が多いですね。
本日はこれからの季節気を付けていきたい「錆対策」について、防錆紙に注目してみようと思います。

錆(サビ)対策の一環に、是非チェックしてみて下さいね。

 

防錆紙(サビ止め紙)とは?

防錆紙(ぼうせいし)とは、紙と防錆材を組み合わせた梱包資材で金属製品の錆(サビ)または腐食の発生を抑制する機能を持った紙のことです。
「サビ止め紙」とも呼ばれ、JIS規格ではこちらの呼び名で呼ばれているようです。

新しい包丁を買った時などに、包丁が包んである紙がこれです。

 

気化性防錆紙(VCI紙)とは?

防錆紙の中でも良く用いられるのは、気化性のさび止め材を使用した「気化性防錆紙」で、VCI紙気化性腐食抑制紙とも呼ばれています。

気化性防錆紙で金属を包んだり、金属と一緒に密封することで、気化性の防錆剤が金属の周りに気化ガスを充満させ、錆の発生を防いでくれます。

 

防錆紙のメリット

錆対策に防錆紙を用いることでどのようなメリットがあるのでしょうか?

①油を取り除く工程が不要

防錆油を使用する場合、使用前に油をきれいにふき取る作業が必要です。
防錆紙は包んでおくだけで効果があるので、この油洗浄の時間を削減することが出来るため、使用前の手間がかからず人的コストの削減につながります。

 

②製品や服・床などが汚れない

同じく、防錆油を使う場合、どうしても手元や作業台などが汚れてしまいますが、防錆紙を使用することで清潔な環境を維持しやすくなります。

 

③複雑な形状の物でも防錆対策しやすい

防錆紙は空気中に気化した防錆剤が防錆効果を発揮するので、錆対策をしたい部品に穴が開いていたりと、防錆油が届きにくい複雑な形状でも隙間の中も防錆することが出来ます。

 

防錆紙の効果期間は?

防錆紙の防錆効果は、商品によって様々ですが、半年~長いものだと3~4年ほどの効果が期待できます。
また、防錆紙の効果も様々あり、長期間に重点をおいた商品や、鉄以外に銅や合金の防錆にも対応したもの、従来の防錆紙に比べプラスチック類への影響(変色)が少ないものなどもあります。

 

食品工場で使用可能な防錆紙も

食品工場や食品を扱う店舗などで使用する際には、人体への影響も心配ですよね。
防錆紙は基本的に食品用途ではありませんが、防錆紙から開梱後、よく水洗い頂くことにより使用出来るそうです。

また、防錆紙の中にはFDA認可品(アメリカ医療機器認証)の物もあるので、選ぶ際には参考にしてみて下さいね。

 

まとめ

いかがでしたか?
湿気が多く気温も上がってくるこれからの季節、サビ対策をしっかり行って、異物混入を防ぎましょう。

こちらの記事も参考にしてみて下さいね!

工場の品質管理が頭を抱える「錆(サビ)対策」のポイント

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鈴木ちか

ウレタンの特性を活かし様々な商品を製造・販売している、株式会社エクシールで働いています。最近は食品工場向けの依頼が多く、仕事を通して学んだ製造業のアレコレを記事にしていきたいと思っています。同じ製造業の方が見て何かヒントになるような、そんな記事が描けるよう日々努力していきます!

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