シンクの水垢はどう落とす?頑固なうろこ汚れ対策!|食品工場の衛生管理

こんにちは!鈴木です。
緊急事態宣言が解除され始め、自粛ムードも緩和しつつありますが、諸外国を見ていても思うことが第2波第3波の怖さ。
油断せずに、一人一人が予防対策を心がけながら、ワクチンや特効薬が出来るまで耐えながら経済を回していく事が大切だと思います。

本日の記事でご紹介するのが、頑固な「水垢」について。
家庭ではキッチンや浴室、窓などでよく見かける、白い水あと・・・うろこ汚れ。
食品工場では毎日大量の水を使うため、それだけ水垢が発生することも多く、除去に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?

この記事では水垢の正体やその落とし方について、ポイントを踏まえてご紹介していこうと思います。
是非、会社やご自宅の水垢掃除に役立ててくださいね。

 

水垢とはどんな汚れ?

水を使うシンクやその周りによく発生する水垢ですが、油汚れが良く落ちる「中性洗剤」や「アルカリ性洗剤」を使ってきれいにならなかった・・・といった経験はありませんか?
お恥ずかしい話ですが、私もあります。

その原因は、水垢の成分にあります。
水垢とは、水道水に含まれているカルシウムミネラル成分が乾燥して析出・結晶化して固まったものが主な成分です。
なので、シンクについた食物残差や油汚れを洗剤できれいにしても、その後に残った水滴が原因で水垢となってしまいます。

このカルシウムやミネラルの成分はアルカリ性の性質を持っているため、同じアルカリ性の洗剤や中性洗剤等では汚れと反応せず、落ちにくいのです。

 

水垢を落とすには酸性の洗浄剤がおススメ!

前項でお話しした通り、水垢・うろこ汚れには「酸性」が効果的となります。
クエン酸やお酢(酢酸)は酸性のため、水垢汚れを分解して除去しやすくしてくれます。

 

クエン酸スプレーの作り方

水 200mlに、クエン酸粉末 小さじ1を加えてよく混ぜます。
※クエン酸がないときは食用のお酢でも代用できます。

スプレーボトルなどに入れておくと使いやすいでしょう。
作ったクエン酸スプレーの使用期限は1~2週間程度と言われています。

また、クエン酸は同じく酸性の「カビ汚れ」には効果がないため、保存はカビが生えないように気を付けましょう。

 

クエン酸スプレーで水垢を落とす手順

1.水垢にクエン酸水をまんべんなくスプレーし、10分程度置く

2.スポンジでこすり落とす

 

 

■水垢が取れない場合

キッチンペーパーなどにクエン酸水を吹き付け、水垢に貼り、その上からラップで覆います。
1時間程度経つと、水垢がクエン酸と反応して柔らかくなるので、力を入れずに落とせます。
それでも落ちない場合は、クエン酸の濃度を高くしたり、放置する時間を増やしたりして試してみてください。

頑固な汚れには粉末を直接かけて磨くのもよいでしょう。

 

クエン酸を扱う際の注意点

クエン酸自体は比較的安全な薬剤ですが、酸性のため、カビ取り剤などの塩素系漂白剤と混ぜると、有毒ガスが発生します。決して併用しないでください。

また、鉄やセメント、大理石などに使用すると、サビたり痛んだりする可能性があるので注意しましょう。

作ったクエン酸スプレーの使用期限は1~2週間程度と言われています。

前の項目でもご紹介した通り、クエン酸は「カビ」に弱いため、保存は乾燥した冷暗所に置くなどカビ対策を行いましょう。

 

軽めの水垢汚れは重曹でも

重曹はアルカリ性ですが、研磨作用があるため、粉末をスポンジに付けて磨くことで物理的に水垢を除去することが出来ます。
同じく研磨効果のある方法として、メラミンスポンジやスチールウールなども水垢除去に効果的です。
ただし、強く磨き過ぎるとシンクを傷つけてしまう恐れがあるので注意です。

シンクや蛇口はもともと汚れが溜まりやすい場所。細かい傷ができるとそこに汚れが溜まりやすくなりますので、端の方で試し磨きをしてみることをお勧めします。

 

普段の水垢予防対策も行っていきましょう

水垢は水分が乾燥して結晶が出てしまうため、シンクの使用後清掃後に、シンクの中に水滴がなければ発生しません。

清掃後に乾拭きを行って水分を除去することで、発生させない対策も取っていくとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
シンクの清掃は、食品などの汚れと水垢汚れで有効な洗剤が違うので、それぞれでしっかり行っていきます。

衛生管理をしっかり行って、安心、安全な製品を作っていきましょう!

参考:暮らしのマーケットマガジン https://curama.jp/magazine/

 

こちらの記事も是非参考にしてみて下さいね!

手洗い用シンクは雑菌の宝庫!?正しく管理して二次汚染を防ごう!

 

 

The following two tabs change content below.

鈴木ちか

ウレタンの特性を活かし様々な商品を製造・販売している、株式会社エクシールで働いています。最近は食品工場向けの依頼が多く、仕事を通して学んだ製造業のアレコレを記事にしていきたいと思っています。同じ製造業の方が見て何かヒントになるような、そんな記事が描けるよう日々努力していきます!

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket