食品工場毛髪・衛生管理に!「工場用マット」のススメと選び方

こんにちは!先日、秋の味覚、モンブランを食べました・・・陽も短くなって気温も低くなり、秋の深まりを感じます、鈴木です!

今回の記事では、「工場用マットのススメ」と題しまして、食品工場をはじめ様々な製造工場で「使いやすい!」「これは良い」との声もいただいている、毛髪対策・衛生対策用のマットについて、どのようなところがメリットなのか、また選ぶ際に考慮することは何なのかをご紹介していきたいと思います。

 

 

工場用マットの種類

工場用マットはその名の通り工場の床に敷かれるマットです。
その用途は様々で、立ち仕事の疲れを軽減するものや静電気対策用のもの、すべり止めの安全対策のための吸水・吸油マット、異物混入や清潔、衛生を守るための粘着マット、除菌マットなどがあります。

特に食品工場などでなじみの深いものは、異物混入用の粘着マット
粘着力のあるゲル素材で細かいホコリや菌を吸着するタイプのマットと、粘着剤の塗布された紙が重ねられており、一枚ずつめくって捨てていくタイプのマットが良く使われています。

ゾーニングにおいても、全てのエリアの床は「汚染エリア」とされている通り、屋内で内履きを履いていたとしても床には細菌やホコリ・花粉やウイルスがいっぱい。
きちんと清掃することに加えて、こういったアイテムを使い異物を他のエリアから持ち込まない・今あるエリアから持ち出さない対策をすることが重要なのです。

 

歩くだけで足元を除菌!工場用ゲルマット

粘着マットは、粘着紙の上を通ることで、靴底のホコリを除去するツールです。
ただし、この粘着マットの欠点は、マットが汚れた際に汚れた粘着紙を剥がし、捨てる必要があること。めくればすぐ次の粘着紙が使える点は良いのですが、使い捨てのため、めくった粘着紙はごみとして捨てる必要があり、また継続するために維持費(買い足しする)の必要もあります。さらには工場で出るゴミが増えるためごみ処理費用も掛かってしまいます。

その欠点を解決したのが、樹脂製の粘着マット「ステップマット」「リフトマット」です。
毛髪対策・衛生管理用の工場用マットを選ぶ際は、それぞれの特性を理解して、適した個所に設置するとよいでしょう。

 

 

工場用マットの選び方

ステップマット

ステップマットは柔らかい粘着素材でできたマットで、90%以上の除去率が検査で実証されています。
この数値は一般の粘着紙をめくるタイプのマットと比べても格段に高い数値で、、柔らかい素材が靴底の凹凸に密着し、毛髪や細かなほこりまで除去できます。
素材自体の粘着で除去するので、めくらず、洗って繰り返し使えます。

ごみも出ず、買い足す必要もないということが一番の特徴であり利点でもあるのですが、頻繁に汚れる環境では、掃除頻度や設置面積を増やすなどの対策をしないと、清掃が追い付かない恐れがあります。

より細かいホコリをキャッチする能力にたけているこのマットは、クリーンルーム前後やしっかり身体を清潔にした後のエリアなど、「もともとホコリの少ない」=「最後に残った細かいホコリを除去したい」シーンで有効です。
ステップマットは抗菌剤が含まれており、例え菌が付着しても増殖することを防いでくれます。

 

粘着紙が積層されているタイプのマット

汚れたらめくって捨てる、このタイプのマットは、一枚当たりの価格も低いため、試しに設置する際はその手軽さが魅力です。
めくった紙はごみとなってしまいますが、「どのようなゴミ・異物が多いのか」など付着物を取っておいて確認出来るため、そのような用途の際は適していると言えるでしょう。
様々なメーカーが製品を出しており、抗菌タイプや強・弱粘着タイプなど、性能や価格もピンからキリまであります。

 

リフトマット

リフトマットはステップマットと同様粘着性のある樹脂でできたホコリ除去マットです。
異なるのはその耐久性で、フォークリフトなど重量の大きなものの通過にも耐えられるように設計されています。
フォークリフトやAGV(無人搬送車)が粘着マットの上を通ると、上記のステップマットや粘着紙積層タイプのマットではタイヤに巻き込んだり破損したりといったリスクがあります。
屋内用車両のタイヤもまた毛髪やホコリなどの異物を現場に持ち込む大きな原因となるため、こういった重量車両が通過する内部の清潔エリアには大変有効でしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
工場用マットは用途によってさまざまなものがありますが、今回はその中でも毛髪対策・衛生管理に役立つ粘着マットについて、種類とその選び方をご紹介しました。
食品業界は特に異物混入に最も敏感な業界の一つですので、工場内の衛生管理を検討する際にはしっかりと「足元」も含めた対策を行っていきましょう。

 

「床」を経由して工場内に菌や異物を広めているかも?足元の汚染対策の仕方6選

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鈴木ちか

ウレタンの特性を活かし様々な商品を製造・販売している、株式会社エクシールで働いています。最近は食品工場向けの依頼が多く、仕事を通して学んだ製造業のアレコレを記事にしていきたいと思っています。同じ製造業の方が見て何かヒントになるような、そんな記事が描けるよう日々努力していきます!

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