食品工場で働いているのに体調不良に…!どう対応するのが正解?

こんにちは!エクシールの藤吉です。

本日は食品工場勤務の方が体調不良になってしまったとき、どのように対応するかをお話ししていきます。

「なんだかお腹痛いかも」や「熱っぽい気がする」など、少しの体調不良でも衛生管理が重要な食品工場では出社するか悩みますよね。
ぜひ一度読んでみてください。

※本記事は、2018年10月17日に公開した記事であり、リライトに必要な文言等を追記、その他の部分も修正して再度公開しました。

食品工場で体調不良がタブーな理由

HACCPの導入や5Sの徹底など、衛生管理においてあらゆる対策をしていても、なぜか食中毒が発生することがあります。

これは、食品工場で働いている従業員の中に体調不良者がいて、そのまま調理作業を行ってしまったことが原因となっている例もあります。

例えば2012年12月に広島市で飲食店から配達された弁当を食べた人たちが多数ノロウイルスに感染したという事件がありました。
患者数は2035人にも及び、過去最大の食中毒事件となりました。
このとき調理を担当していた従業員の便28検体中7検体からノロウイルスが検出されたそうです。

体調不良のまま食品を製造する現場で働くことは、食中毒を発生させるリスクが高まります。
上記のような事件を起こさないためにも、食品工場では体調不良がタブーなのです。

体調不良時はどのように対応するか

体調不良といっても、その加減は人それぞれです。
下痢や嘔吐、発熱など、明らかな症状をイメージしがちですが、手荒れや腹痛、頭痛なども食中毒を引き起こさないためには見落としてはいけない部分です。

これらの対応策として、以下の3つがあります。

対応策1 体調不良の概要、指示内容の記録。

対応策2 体調不良者に調理作業させない。

対応策3 回復後の検便実地。

手荒れは特に「病気じゃないから」などと見逃してしまいそうですが、ひどい手荒れは黄色ブドウ球菌が付着しやすく、食中毒を引き起こす可能性があります。

手指の傷や手荒れがある場合の対応策として、以下の2つがあります。

対応策1 ケガをしたままで調理作業に従事しない。

対応策2 傷口からの汚染の対策として、手当てを行った後、手袋を着用する。

少しでもいつもと違うと感じたら、上司へ報告することが望ましいです。

とはいえ、上司とは接する機会もあまりないなどの理由により、職場環境によってなかなか伝えられないこともあります。
そのような場合は、健康状態のチェック表に体調不良について記入したり、朝礼の前後など、対面できる時間に相談してみるのも良いでしょう。

工場側も、体調不良者が出た時に慌てないよう、人員配置を考えておくことも重要です。
言いづらい環境では、従業員の体調不良が把握できず、思わぬ事故につながります。
上記で述べた広島市の食中毒事件も、体調不良であることを言いづらい環境であったという問題点が指摘されていました。

普段から従業員同士でコミュニケーションをとることは、食中毒の防止にもつながります。

まとめ

食品と直接接する従業員が菌に感染していれば、製造している食品が安全でなくなるリスクが一気に高まります。

普段から従業員同士で体調を伝える習慣をつくったり、従業員が体調不良であることを言いやすい環境にしていくことで、未然に食中毒を防ぐことができます。
ぜひ一度、現場での環境を見直してみてください。

 

参考

しっかり衛生管理していたはずなのに、なぜ?従業員様の健康管理という盲点|衛生管理情報 花王プロフェッショナル・サービス株式会社 https://www.kao.co.jp/pro/hygiene_control/training/shape.html

HACCP制度化への取組み 人の衛生(従業員の衛生管理) ミドリ安全 食品業界向け 衛生対策・異物混入対策・安全対策
https://www.midori-fh.jp/library/4-8/4-8-7/

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藤吉きらら

ウレタンゲルという柔らかい素材を活かした商品を開発している株式会社エクシールに勤めています。仕事をしていく上で、挨拶・笑顔は大切だと思います。日常生活でこれからも心掛けていきたいです。動物が好きです!

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