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異物混入対策|金属片の混入を防ぐ!

こんにちは!エクシールの清水です。
先日、三重へ旅行に行ったのですが、伊勢湾を一望できる部屋で、テラスには露天風呂やリゾートベッドもあり、とてもリラックスできました(^^)何よりホテルの方の対応が素晴らしく、是非見習いたいと感じました!

 

さて、今回は異物混入の中でも、金属片の混入対策についてです。
食品に金属が混入すると、体内が傷ついたり、歯が欠けたりすることがあります。大きな怪我につながった場合には、メディアで取り上げられたり、訴訟問題につながったりすることもあるので、金属混入は注意すべき問題であると言えます。では具体的にどのように対策していくのかを確認していきましょう。

金属片混入の現状

食品を製造する際に使用する機械は、強度や衛生面から金属製のものが多くあります。しかし、メンテナンス不足でパーツが壊れたり、錆びたりすることで、金属片の混入につながるのです。

現在、日本では食品衛生法において「人の健康を損なう恐れがあるものの販売等を禁止(第6条)」とありますが、具体的な金属の種類や大きさ等の基準は設けられていません。(※ただし、海外では各国によって基準が異なるので、輸出を行う企業は確認しておきましょう。)

健康への被害を考慮すると、基準はより小さいサイズで設けるべきですが、しっかり管理できるかを考えると、難しい問題です。そのため食品メーカーごとに、リスクを考慮して管理基準を定めています。

 

どんな金属が混入しているのか

最も多く混入するのはサビなどの「」です。機械の劣化によって生じるサビや、ネジ・部品が混入することが多いです。また、機械同士の摩擦で発生する金属粉も混入することがあります。

しかし「この食品は混入が多い!」といった特徴はありません。液体の製品に関しては、目視で異物を確認でき、ろ過することで除去できるため混入が少ないと言えますが、ほかの製品に関しては際立って混入しやすいと言える製品はありません。

つまり、どの製品にも金属片の混入の可能性があるのです。

 

どのように管理すればよいか

まずは日々の点検をしっかり行い、劣化箇所や問題が生じていないかを事前に確認することが大切です。
また作業後の清掃で部品がなくなったり、逆に不要なパーツが混入してしまうこともあるので、日々の清掃は十分に気を付けて行いましょう。

他にも作業者の持ち込みを制限することや、破損しにくい・異物になり難い器具を用意して、全員が私物ではなく会社の物を使うようにすることも重要です。

いずれにしても会社で使用している部品をリストアップし、部品の余分や不足が発生していないかの確認、使用機器の劣化や破損の確認を事前に行うことが、金属混入を防ぐ管理方法だといえます。

 

混入してしまった金属を除去するには

①ろ過装置

まずは「ろ過装置」など、製品を細かいメッシュに通して異物を除去する方法があります。同様にストレーナー・ふるい・スクリーンも、メッシュを通過させて異物をろ過します。
ここで気を付けなければならないのは、前項で機器の破損を確認するとありましたが、ろ過装置も破損があるとそこから異物が発生してしまうので、正常なろ過装置を使用することが大切です。

②マグネット

次に「マグネット」で磁性体の金属を取り除くことができます。マグネットを利用した除去装置もあります。
ここで気を付けるポイントは、マグネットの磁力が弱まっていては正確に除去できないので、マグネットの清掃を徹底し、磁力検査を定期的に行うようにしましょう。

③金属探知機

そして一般的に使用されている「金属探知機」。機械によって検出できる大きさや形状・種類が異なるので、検出する金属を定めることが重要です。
事前にテストピース(試験片)を用意し、正確に検知できているかを確認するとともに、検知した金属をうまく排除できているかについても確認しておきましょう。

④X線異物検出機

次に「X線異物検出機」ですが、食品にX線を照射し、透過レベルから異物の混入を検出します。X線に対する遮光性があるものは対応でき、水分や塩分の影響を受けることもありません。
しかし、金属探知機と比べて非常に高額であるのが難点です。

⑤画像処理による

最後に、X線による検出機と似ていますが「画像処理による検査装置」があります。今まで人の目で異物や傷などの確認を行っていましたが、これはより正確に外観検査ができる装置です。

 

まとめ

異物混入を防ぐために、様々な装置ができています。もちろん、混入を事前に防ぐためには社内で日々の管理を徹底させることが大切ですが、検出機も併せて使用することでより徹底した管理ができるようにしましょう。
そして製品に適した機器の使用や管理を行えるといいですね。

 

 

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清水 まり

ウレタンゲルというやわらかな素材を扱った工場向けの商品を製造・開発する、株式会社エクシールに勤めています。海外向けのサイトを担当しており、国内外の製造者の方々へ新商品の紹介やご提案の仕事をしています。工場で働く皆様へ衛生管理の考え方や最新の情報を記事にしていきます!私ごとですが寒い時期の温泉がだいすきです。

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