工場の温度・湿度管理の必要性とポイント!

こんにちは、エクシールの今井です。

 

今回は、工場の温度・湿度管理の必要性についてお話していきたいと思います。
工場内の温湿度は、商品・原材料や作業環境に合わせて、細かく調整する必要があります。
食品工場、クリーンルーム、電子機器や精密機器がある場所、サーバールームの4つの場合に分け、工場内の温湿度管理のポイントを紹介していきたいと思います。

工場における温度・湿度管理のポイント

工場内は作業内容や取り扱う製品に応じた温度や湿度の基準があります。
以下の表は大体の目安になります。

ここからはそれぞれの場所で温度・湿度管理するときのポイントについてです。

①食品工場

食品を扱う場所では食品の保管温度に合わせた温湿度管理をしなければなりません。
温度や湿度が高くなりすぎると、食品に様々な菌が増殖し、食中毒のような食品事故につながる恐れがあります。

食品によって保管に適した温度、湿度は異なるため、それぞれの調整が分からない場合は、厚生労働省がまとめた大量調理施設衛生管理マニュアルを参考に温湿度管理をしていきましょう。

 

温湿度管理を徹底することは、空調にかかる光熱費や点検・設置費用などのランニングコストにもかかわることなので、取り扱う食品に適した環境づくりが大切になります。

②クリーンルーム

製薬工場や電子機器などの工場にはクリーンルームが設けられていることがあります。
クリーンルームでは外気が遮断されるため温度や湿度が上がりやすい状態になっています。

空気の流れがほとんどないため、高温多湿の気候が続く夏季はさらに注意が必要です。
そのため、クリーンルーム用のエアコンを設置するなどして空調管理を徹底することが大切になります。

③精密機械工場

電子機器や精密機器がある場所は、湿度管理をしっかり行わないと、機械の故障やサビの発生につながってしまいます。
湿度が50%を超えるとサビが発生する可能性が高くなります。

しかし、40%を下回ると空気が乾燥し、静電気が発生しやすくなり電子回路が破損する恐れがあります。そのため、湿度を40~50%の間に保つことが必要です。

 

精密機械の温度管理に関しては、一般的な室温であれば品質に問題を及ぼすことはほとんどないといわれています。そのため、室温は18℃~26℃の間で作業する人が不快にならない程度に調整しているそうです。

④サーバールーム

サーバールームでは、サーバーの熱暴走・熱障害対策として、特に温度管理が大切になります。
サーバーに使用されている電子部品や半導体は、熱に弱いといわれています。

サーバーの温度を40℃とした場合、温度が60℃に上昇した場合の故障率はおよそ10倍、さらに80℃に上昇した場合はおよそ100倍になるそうです。

 

サーバールーム内の温度管理以外にも、サーバー用クーラーを導入するなどして、半導体・電子部品の熱対策をする方法もあります。

 

まとめ

製品の品質を保つためには、温湿度管理はしっかりと行う必要がありますし、製品の品質だけではなく工場で働く従業員が快適に過ごすためにもとても重要になります。
ぜひ、この機会に自社の温度・湿度管理の方法を見直してみてください。

 

<参考>

アピステコラム|工場の温湿度管理の必要性とその目安
https://www.apiste.co.jp/column/detail/id=4762

株式会社藤浪|工場内の温度管理は必須!
https://osaka-koji.com/news/temperature-control/

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今井 はるえ

ウレタンの特性を生かした商品を製造・販売している、株式会社エクシールに勤めています。どんなことも明るく、前向きに取り組んでいきます!! 好きな果物は、イチゴです!いちご狩り大好きです!

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