こんにちは!エクシールの清水です。
先日、あるテーマパークから無料パスの引換券が届きました!おそらく公式サイトでチケットを購入したことがあるために届いたのだと思いますが、過去にも一度行って「いいな」と思った旅館からDMが来ると、そのDMを利用して再訪した経験が何度かあるので、改めてリピート客をつくるにはDMが効果的な方法だと感じ、私も仕事で実践していきたいなと思いました!
さて、今回の内容は工場や倉庫の【防寒対策】についてです。
段々と気温も下がってきて、ぐっと秋から冬に近づいた気がするこの頃ですが、冬本番に向けて防寒対策を見直し、今から準備してみてはいかがでしょうか。早速対策を見ていきましょう。
防寒対策の必要性について
工場では作業服が決められていたり、当然ですが異物混入対策として個々にコートなどの上着を着ることはできません。また工場や倉庫では作業スペースが広い場合、エアコンなどの暖房設備を利用しても中々暖まらない…なんてこともあります。
体調を崩して休むと次のようなデメリットがあります。
☑ 社内(特に同じ作業場にいる人たち)に迷惑をかける。
☑ 派遣社員やアルバイトなどは時給制のために給料が減ってしまう。
また現在、工場や倉庫で働く人は男性ばかりではありません。女性は男性と比較して熱を作り出すための筋肉が少ないので、冷え性に悩む人が非常に多いです。併せて貧血や低血圧の人も多いので、より冷えを感じやすくなっています。
寒さを感じながら作業をすると次のようなデメリットがあります。
☑ 社員の体調の悪化。
☑ 作業効率の低下。(例:冷えにより指先にしびれが発生した場合など)
具体的な防寒対策
では暖房器具のほかにどのような防寒対策ができるのか、本章で見ていきましょう。
① 会社での防寒対策:ビニールカーテンの設置
ビニールカーテンに使用している生地のほとんどは塩ビのシートです。厚さは0.3~1mm程度ですが、ビニールカーテンで間仕切りをすることで冷たい空気の移動を制限することができ、必要最低限の場所で暖房の効果をより高めることができます。
またビニールカーテンを用いることで風を遮ることができるので、これだけでも防寒対策になりますね。
またビニールカーテンは設置や取り外しが簡単で大きな工事も必要ありません。簡易的なため設置にかかる費用も少ないのが特徴です。
② 個人での防寒対策:暖かい衣類の着用とカイロの使用
☑ 暖かい衣類の着用
まずは暖かいインナーウェア(タイツなどを含む)を作業服の下に着用するようにしましょう。
インナーウェアはアパレルメーカーや作業服メーカー、アウトドアやスポーツブランドなどたくさんのブランドが販売しており、素材や機能、価格も様々。どれにすればよいのか迷うところではありますが、選ぶポイントはサイズです。フィット感を大切にするのはもちろんですが、締め付けすぎると血行が悪くなり冷えのもとになりかねないので、注意しましょう。
次に安全目的だけでなく、防寒対策としても手袋を着用すると効果的です。
裏起毛のタイプだけでなく、防水加工もされているものだと冬の工場では大活躍します。価格の幅が広いので、作業内容によって合うものを選べると良いですね。
☑ カイロの使用
カイロは貼るタイプやポケットに入れるタイプがあります。
貼るタイプは腰や背中などを暖め、ポケットに入れるタイプは指先を暖めることができます。
いずれの防寒対策にしても、より効率良く行うには暖める場所が重要です。
3つの「首」を暖めるようにしましょう。
- 首
- 手首
- 足首
首は冷えを感じやすい場所、手首は冷えると血流が悪くなって指先の冷えにつながる場所、足首はツボが多くあるので内臓に関係のあるツボを冷やしてしまうとその内臓にも影響が出てしまう場所です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。冬になれば防寒対策をすることは当たり前ですが、なぜ必要なのか、どんなことをすればよいのかがおわかりいただけたかと思います。
冬本番に向けて今から準備を始め、この冬を乗り切れると良いですね!
◆参考サイト
https://www.danbou-kigu.net/?mode=f5
https://www.vinyl-tent.com/user_data/blog?id=2179
https://diamond.jp/articles/-/108560
https://blog.mcdata.plus/genba/boukan-osusume/
清水 まり
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