こんにちは、エクシールの藤吉です。
「無添加食品」を聞いたことがある方がほとんどだと思いますが、その意味や何が添加されていないかご存じでしょうか。
今回の記事では、無添加食品についてお話ししたいと思います。
👇「食品添加物の表示規制」に関する記事はこちら👇
無添加食品とは
無添加と聞くと、添加物が何も入っていないと思われがちですが、そうではありません。
無添加食品とは“食品添加物に分類されるもの”や“合成添加物が使われていない食品”をいいます。
無添加食品は大きく分けて3種類あります。
一部無添加(食品の一部が無添加)
・食品の一部だけ無添加であり、それ以外は添加物を使用している可能性あり。
「○○無添加」と表示されている場合は、○○のみが無添加であり、それ以外は添加物が入っていることがありますという解釈です。
例:「砂糖、食塩無添加」と表示の場合…砂糖と食塩のみ無添加であり、他に添加物が入っていることがある。
原材料の添加物表記を省略しているもの(食品衛生法で表示を免除されている添加物)
・原材料に添加物を使用しても、栄養強化剤や加工助剤、キャリーオーバーの場合は免除。
食品を作る過程で添加物を使用しても、原材料に使用していなかったら添加物の省略ができるので、表示が免除されています。
完全無添加(添加物なし)
・食品添加物を一切不使用。
食品に保存料も一切入っていないことです。添加物を全く使っていないものを「完全無添加」といいます。
よく使われている食品添加物
●食品添加物を使用するメリット
以下の5つが食品添加物を使用するメリットです。
- 保存期間が長くなる
- 味や香りが良くなる
- 食管が良くなる
- 栄養成分を補える
- 加工がしやすくなる
▲食品添加物を使用するデメリット
添加物=悪い物ということはいえませんが、あまり摂取しない方が良い添加物もあります。
ハムやウインナーなどに使われる「発色剤」、色味が強いお菓子などに使われる「着色剤」などは注意しましょう。ジャンクフードやコンビニ食は特に添加物が多く使用されているので、控えた方が良いと思われます。
無添加食生活で変化したこと
甘味料や調味料に慣れてくると、自然な味や甘みを美味しいと感じることが少なくなってしまうそうです。無添加生活に変えることで、本来の味覚が次第に戻ってくると素材そのものの味が美味しいと感じられるので、自然と選ぶ食材が変わっていきます。
また、個人差はありますが、添加物を避けることで肌の悩みや腸内環境、体質が改善されたという声もあるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
体は食べたもので作られます。無添加にすることで良いことがさまざまありますが、気にしすぎると逆に疲れてしまいますよね。そんな時は、外食をしたり気分転換をしながら、バランス良く健康的に生活できると良いですね。
藤吉きらら
最新記事 by 藤吉きらら (全て見る)
- 工場における熱中症対策|作業現場の環境を見直そう - 2022年8月5日
- 森林破壊の世界と日本の現状は?対策と私たち個人にできること - 2022年7月29日
- 飲食店からの起こりえる二次汚染!予防法4つのポイントで食中毒を防ぐ! - 2022年7月15日