在庫管理【適正在庫】について

こんにちは!エクシール清水です。
最近、会社の人と飲んだり遊んだりする機会が増えました!プライベートでも仲良くできるメンバーがいるのはとてもありがたいなと感じます。こういう関係性は仕事においても必ず支えになると思うので、大事にしていきたいと思います(^^♪

 

さて、今回は在庫管理(適正在庫)についてです。在庫が多すぎたり不足したりする場合、様々な問題が発生します。企業の利益を最大化するためには、在庫を適正な数にすることが大切です。適正在庫をどうやって維持・管理していくか、早速見ていきましょう。

 

適正在庫とは

まずは適正在庫についてです。適正在庫とは欠品を出さないギリギリの範囲で在庫数を最小限にすることです。

では適正在庫にすることがなぜ必要なのかを考えてみます。

 

① 適正在庫より在庫が多い場合

過剰在庫をすると在庫品を保管するスペースや、在庫の品質を維持しようと管理する手間や費用が余分にかかってしまいます。また、次第に売れなくなってきた商品や、品質管理をしていたものの劣化してしまった商品は在庫しておくことが難しくなってきます。
そのような場合には在庫処分をしなければならなくなり、結果として余分な費用(例:商品廃棄損など)が発生してしまうのです。

 

② 適正在庫より在庫が少ない場合

過少在庫をすると注文があった際に在庫切れで出荷できないと可能性があります。すると売上もその分減ってしまいます。また直接消費者が店舗で購入する場合、商品棚に在庫が少ないと購入意欲が減ってしまい、これもまた売上を減らすことにつながりかねません。

 

適正在庫の求め方

「適正在庫が重要なのはわかるけど、一体どれくらいの量なの?」となっている方へ、適正在庫の基本的な考え方をお伝えします。

 

基本的には次の式で考えます。

適正在庫 =(総リードタイム-要求納期の日数)×1日の生産量+クッション量在庫

 

① 総リードタイム

材料を発注してから製品がお客間に納品されるまでの日数のことをいいます。「発注リードタイム」「製造リードタイム」「出荷リードタイム」を合わせて総リードタイムと表します。

 

② 要求納期の日数

お客様が望んでいる納期のことをいいます。要求納期が総リードタイムを上回る場合は、在庫を持たなくても問題ありません。なぜなら注文後の生産でもお客様希望の納期に間に合うからです。
しかし逆の場合は「総リードタイムー要求納期」分の在庫を持つ必要があります。

 

③ クッション量在庫

安全在庫と経営戦略上の在庫を合わせてクッション量在庫といいます。
まず安全在庫とは 安全在庫係数(安全係数)×標準偏差×√発注間隔+リードタイム です。

 

★安全在庫係数
許容できる欠品率(注文に対して商品を供給できなかった割合)に対する数値で、欠品の許容ができない場合は安全係数が大きくなり、多くの在庫を抱えることになります。欠品率に対する数値は主に次の通りです。

★標準偏差
変動している需要の平均値です。過去の売り上げ(販売数)を参考にすると良いでしょう。
★発注間隔+リードタイム
材料発注の日数感覚と発注リードタイムの合計です。

 

適正在庫を維持するためには

適正在庫を維持するにはいくつか方法があります。

 

① リードタイムの短縮

特に製造リードタイムを短縮します。これが短縮できれば、発注から出荷までを短縮できるため、必要在庫が少なくなります。またほかのリードタイムは仕入先や運送業者との兼ね合いがあり短縮が難しいので、自社でできる製造工程を短くするようにしていきましょう。

 

② 定期発注と定量発注の使い分けを行う

定期発注は毎月一日発注など、決められたタイミングで定期的に発注する方法です。
在庫量に関わらず発注するので、毎回発注量を調整する必要がありますが、需要変動に対応しやすいといった特徴があります。

 

定量発注はあらかじめ発注点を決めて、それを下回ったタイミングで発注する方法です。
在庫が増えやすく、需要変動に対応しにくいですが、発注のタイミングがわかりやすく、発注量も毎回同じといったメリットがあります。

 

③ 需要の予測を立てる

当てずっぽうでは過剰在庫や過少在庫になりかねないため、過去の履歴をもとに需要を予測します。管理システムやAIを利用して分析していくのも良いですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ニーズやトレンドに合わせて新たに商品化するほど、その分企業ごとの在庫も増えるようになりました。しかし、在庫を保管するスペースや人員を在庫に合わせて増やしていくことはできません。限られた中で管理していくためには、過剰在庫にならないようにしていくことが大切です。適正在庫を把握して、在庫にかかるコストを減らしていけると良いですね。

 

◇参考サイト
ロボット導入.com
https://www.robot-befriend.com/blog/anzenzaiko/
ITトレンド
https://it-trend.jp/inventory_control/article/97-0044
株式会社トヨコン
https://www.toyocongroup.co.jp/blog-package-knowledge06/
DM Watch
https://dm-watch.jp/logistics/what-is-the-appropriate-stock/

 

 

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清水 まり

ウレタンゲルというやわらかな素材を扱った工場向けの商品を製造・開発する、株式会社エクシールに勤めています。海外向けのサイトを担当しており、国内外の製造者の方々へ新商品の紹介やご提案の仕事をしています。工場で働く皆様へ衛生管理の考え方や最新の情報を記事にしていきます!私ごとですが寒い時期の温泉がだいすきです。

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