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加工食品のアレルギー物質表示について|どのように表示すればいい?

こんにちは!エクシールの今井です(^O^)
先日、ケーキバイキングに行ってきました!
予想ではたくさん食べられるはずだったのですが、甘いものって案外たくさん食べられませんよね…。
終盤は水が一番おいしかったです(笑)

さて、今回のテーマは「アレルギー物質の表示について」です。
アレルギー物質を表記することの大切さや表示の方法などを分かりやすくまとめました!
ぜひ一度見直してみてください。

アレルギー物質の表示はなぜ必要?

さまざまな加工食品が販売されている現代、アレルギーを持つ人は自分でアレルギー症状を引き起こす物質を避けなければなりません。

アレルギーの重さは人それぞれですが、中にはショック症状を起こし死に至るほど重篤な症状の方もいます。アレルギーを持つ人が、もしも気づかずにアレルギー物質の含まれる食品を口にしてしまったら大変ですよね。

そこで食品中のアレルギー物質に関して正確な情報を表示することで、消費者が食品を選択しやすく、安心して食べられるようになるのです。

アレルギー物質の表示について

1.表示が必要なアレルギー物質

現在、表示が必ず必要なものが7品目と、表示が推奨されているものが20品目あります。必ず表示しなければならないものは、乳・卵・小麦・そば・落花生・えび・かにです。これらはアレルギー患者の数が多く、重篤な症状に陥ることの多いもので、「特定原材料」と呼ばれます。

20品目は「特定原材料に準ずるもの」と呼ばれ、可能な限り表示をすることが求められています。

2.アレルギー物質表示の主なルール

①原則として個別表示

アレルギー物質の表記方法には「個別表示」と「一括表示」があります。

個別表示とは原材料名の後ろにカッコを付け、特定原材料などを含んでいることを表示する方法で、一括表示とは原材料欄の最後にカッコを付け、まとめてアレルギー物質を表示する方法です。

現在は平成27年4月に施行された「食品表示法」によって、原則として個別表示をすることになっています。(例外として個別表示がなじまない場合などは一括表示が可能です。)

②代替表記と拡大表記

食品に貼られるラベルには表示スペースが限られているため、表記から常識的に特定原材料を連想できるものに関して代替表記と拡大表記を認めています。

代替表記とは例えば、特定原材料に含まれる「落花生」を「ピーナッツ」と表記したり、「乳」を「ミルク」と表記することです。
拡大表記とは例えば、「かに」を「上海がに」などと表記することです。特定原材料の名称や代替表記の名称を含んでいるものが認められています。

しかし、代替で表示できるものに関してはリスト化されているため、勝手な判断で代替表記や拡大表記を行わないように注意しましょう。

また、平成27年4月に施行された「食品表示法」によって、特定加工食品およびその拡大表記が廃止されたので注意が必要です。

たとえば、マヨネーズの主な原料は特定原材料に含まれる「卵」であると連想できると考えられていたため、あえて「卵を含む」と表記しなくてもいいとされていましたが、新しい制度ではこれらの食品についても「マヨネーズ(卵を含む)」などアレルギー表示が必要となりました。

この(○○を含む)の表記に関して、「乳」は「乳成分を含む」と表示することが決められています。(「乳」に由来する添加物を含む場合は「乳由来」と表記します。)

③特定原材料等の省略

加工食品の原材料を表示するとき、2種類以上の原材料または添加物を使用しているもので、原材料または添加物に同一の特定原材料が含まれているものについては、どちらかに特定原材料を含んでいることや由来していることを表記すればもう一方の表記を省略することができます。

④コンタミネーション

原材料として特定原材料などを使用していない食品を製造する場合であっても、製造工程上の何かしらの問題でアレルギー物質の混入が発生することがあります。

混入しないようにラインを分けたり、共同のものを使わないことや、やむを得ず同じライン上で製造する場合は十分な洗浄をすることが必須ですが、徹底的に対策を行ってもコンタミネーションの可能性がなくならない場合は注意喚起表記が推奨されています。(「本品製造工場では〇〇を含む製品を生産しています。」など)

⑤可能性表示の禁止

特定原材料などが入っているかもしれないといった表記は避けましょう。

例えば「落花生が入っている場合があります」など、あいまいな可能性表示は禁止されています。アレルギーを持つ消費者の選択肢を狭めることになるためです。

まとめ

平成27年に施行された食品表示法は現在猶予期間のため、加工食品のアレルギー表記は旧表記と新表記が混在している状態となっています。しかし、平成32年の3月末には完全に切り替えられるため、それに向けて準備をしていく必要がありますね。

新旧をしっかりと見直し、アレルギー表記を確実に行っていきましょう。

次回は、アレルギーとコンタミネーションについて述べていきます。

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ウレタンゲルのやわらかさ・自己粘着性を活かした商品を開発する、株式会社エクシールで働いています。最近では食品工場など製造業に向けた衛生商品を扱うことが多く、「きれいな工場をつくるお手伝い」をさせていただくため奮闘中!ウレタン製の衛生グッズを紹介する衛生管理アドバイザーとして、お役にたてる情報を発信できるよう、頑張ります。好きな食べ物はトーストです。

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