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食品回収(リコール)について学ぼう!

こんにちは!エクシールの清水です。
気になっていて観れなかったシリーズものの映画を最近まとめて観ました!迫力ある映画だったので映画館でリアルタイムで観ればよかったと少し後悔…今後は映画に限らず気になった場所や食べ物など、どんどんその場でチャレンジしていきたいと思います!

 

さて今回のテーマは【食品回収(リコール)】についてです。
アレルギーの誤表示や異物混入などが原因で食品回収が行われています。どんなに気を付けていてもこのような事故を起こしてしまった際、どのように対応すべきなのでしょうか。消費者への被害を極力減らし迅速に行動するために、本記事で食品回収についてチェックしていきましょう。

 

食品回収の種類

食品回収には大きく分けて2種類あります。

①法令に基づく回収

食品関連法令に基づく行政の回収命令によるものです。
「食品衛生法第54条」では廃棄命令等の規定があり、その食品衛生法第6条・9条などに違反したとき、厚生労働大臣または都道府県知事から回収命令が出されます。行政からの命令に従わない場合は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられます。

第五十四条 厚生労働大臣又は都道府県知事は、営業者が第六条、第九条、第十条、第十一条第二項若しくは第三項、第十六条若しくは第十八条第二項の規定に違反した場合又は第八条第一項若しくは第十七条第一項の規定による禁止に違反した場合においては、営業者若しくは当該職員にその食品、添加物、器具若しくは容器包装を廃棄させ、又はその他営業者に対し食品衛生上の危害を除去するために必要な処置をとることを命ずることができる。

② 内閣総理大臣又は都道府県知事は、営業者が第二十条の規定に違反した場合においては、営業者若しくは当該職員にその食品、添加物、器具若しくは容器包装を廃棄させ、又はその他営業者に対し虚偽の若しくは誇大な表示若しくは広告による食品衛生上の危害を除去するために必要な処置をとることを命ずることができる。

(食品衛生法 昭和22年12月24日法律第233号)

②自主的な回収

食品事業者自らの判断によるものです。
食品関連法令に違反する恐れがある場合や、消費者の健康に悪影響を及ぼす場合、また自社のコンプライアンスや企業のブランドイメージといった社会性から、自主的に食品回収を行ったり、返金したりするケースが多くなっています。自主回収には「こうなったら自主回収しなければならない」といった明確な基準はありません。

平成30年6月13日に食品衛生法改正に関する法律が公布されたことによって、一部の自治体のみが取り組んでいた自主回収の報告を、国の法令として義務化することとなりました。回収情報が厚生労働省へ集まり、ホームページへ情報が公開されることとなるので、食品回収に関する情報がより消費者に周知されるようになるでしょう。

 

食品回収の理由

ではなぜ食品回収をしなければならないのでしょうか。フーズチャネルを参考に見てみると、回収理由の半数は消費・賞味期限の誤表示、アレルギーの誤表示などの不正表示であるとわかります。
特にアレルギーに関しては健康に大きく影響するので、誤表示があった場合はすぐに回収する必要があります。

不正表示の内訳は次の通りです。

 

食品表示についての詳しい記事もありますので、是非参考にしてみてくださいね。

加工食品のアレルギー物質表示について|どのように表示すればいい?

今こそ「新」原料原産地表示制度を学ぼう!

初心者でもわかる!食品表示法の変更点を確認!

 

食品回収の手順

実際に食品回収をする際、どのような手順で行うのでしょうか。簡単に見ていきましょう。

①保健所に相談する。
②自主回収の対象ロットを特定する。
③販売記録などから販売先や販売量を特定する。
④販売先や関係取引先へ連絡する。
⑤回収方法、周知方法を決定する。
⑥管轄の保健所に届出を提出する。
⑦自主回収の結果をまとめ、報告書を提出する。

 

周知方法としては次の4つが挙げられます。

①店頭での告知
②ホームページへの掲載
③新聞掲載
④その他(顧客リストから直接応対)

 

中小企業であれば数十万~一千万円程度ですが、大企業では数百~数千万、場合によっては億単位での被害規模になることもあります。回収費用を補てんするような保険もあるので、食品を扱う企業の担当者は、そのような保険の利用も頭に入れておくと良いかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。まずは事故が起きないような取り組みをしていくことが大事ですが、いざ起きてしまったときに迅速かつ適正な対応をしていくために、あらかじめ事故対応マニュアルを用意しておくことが大切です。素早い対応で企業のイメージや信頼が落ちないようにしていけると良いですね。

 

 

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清水 まり

ウレタンゲルというやわらかな素材を扱った工場向けの商品を製造・開発する、株式会社エクシールに勤めています。海外向けのサイトを担当しており、国内外の製造者の方々へ新商品の紹介やご提案の仕事をしています。工場で働く皆様へ衛生管理の考え方や最新の情報を記事にしていきます!私ごとですが寒い時期の温泉がだいすきです。

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