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作業用保護手袋の種類と特徴をチェックしよう!

こんにちは!エクシールの清水です。
先日、通販に関する勉強会に参加してきました!複数企業が参加し、経営者から実務担当者まで様々な役職の人が参加します。通販の現状を勉強できるだけでなく、普段はなかなか直接お話しすることのできない方からご意見を伺ったり、その中で自分の意見を発言したりできる貴重な機会なので、少し緊張しましたがとても良い経験になりました。

さて今回のテーマは【作業用保護手袋】です。
人が作業をするとき、最も多いのが手や指のケガと言われています。マニュアルの作成や機械のメンテナンスが行われていても、手の安全を確保するために手袋は必要不可欠です。とは言うものの、手袋にも様々な種類がありますので、作業内容や用途に合わせて適切な手袋を選んでいきましょう!

(本記事は日本クレーン協会様、(株)シモン様のページを参考に作成しています。)

 

作業用保護手袋の役割

導入部分でも記述しましたが、手袋は作業中に手や手首上部までケガをしないようにする目的で使用します。油などの汚れ防止効果だけでなく、溶剤から手を守ったり、切創、すべり、火傷などのケガを防止する役割があります。

ただ、手袋の種類は用途ごとに幅広く存在しますので、それぞれの特徴を知り、適したものを使用していくことが大切です。

 

作業用保護手袋の種類

大きく分けると次のように分類できます。

1)綿製

①綿手袋

綿手袋の中でよく聞くのは「軍手」だと思います。 最近では「綿手」と呼ばれ、純綿、混紡、特紡の糸を編んで作られている手袋です。
特徴としては安価で蒸れにくく吸汗性があるといった点があり、幅広く使用されている手袋です。

●純綿
└熱に強い。
●特紡
└繊維クズや綿を太い糸に再利用して作られている。純綿よりは弱いが安価で吸汗性が良い。綿手の中では一番多く使用されている。

ただ、綿手は編物製品であるため水、油、泥などが浸入しやすく、突刺しに弱い欠点があります。機械や器具の突き出た部分に引っ掛かったり、機械に巻き込まれたりする可能性を考えると、回転を伴う機械の操作では使用しない方がよいですね。

 

②合成繊維手袋

ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル繊維などで編んで作られている手袋です。
特徴としては色が鮮やかで水切りも良く、保温性がある点です。

ただ保温性に関してですが熱に溶けやすい欠点があり、溶けて肌に溶着する可能性もあるので、熱作業場では使用しないでください。ほかにも物を持つ時に滑りやすいといった欠点もあります。

 

③加工手袋

合成繊維手袋のもつ「滑りやすい」という欠点を補うために手の平にゴムや塩ビの突起を施す等をして加工した手袋です。また突刺しに弱い欠点を補うため、手の平全体にゴム貼り加工をした手袋もあります。

 

2)革製

革製手袋は、耐久性と機能性に優れる牛革製が最も多く利用されています。牛革は本来厚みがあるため使用目的に合った皮の厚みに削ぎ分ける作業が必要です。表皮を本革、一方を床革と呼んでいます。

①牛本革手袋

薄い牛革で手にフィットするように作られており、細かな作業に向いています。
繊維組織がきめ細かく比較的均一であるため、引裂きなどに強く耐久性に富んでいます。また、柔軟性も優れているので摩耗や油汚れに強く、使い込むほど手によく馴染む特徴があります。

 

②牛床革手袋

厚手の牛床革製で、一番多く使用されています。 引裂きや突刺しに強く、耐熱性もあります。また摩耗や油汚れにも強く、丈夫で長持ちする革手袋です。

一時的に熱に耐えることができますが、熱伝導によって火傷の恐れもあるので、使用は短時間にしてください。

 

③溶接用手袋

手の部分は厚手の本革で袖の部分は床革を使用したタイプと、全体が床革製のタイプがあります。溶接の火花や溶解金属が袖部から進入しないよう袖が長く作られています。
5本指、3本指タイプが主流です。

 

3)合成樹脂製(ゴム手袋)

①一般作業用

一般作業用(家庭炊事など)はフィット感と耐滑性が重要な要素となります。
手のひらにポリウレタン合成皮革を使用してグリップ力を高め、手の甲にはポリエステルメッシュを使用し通気性・透湿性を高めた合成繊維手袋が効果的です。他に、水産加工や土木現場で多く使用されるゴム手袋などもあります。

 

②ケミカル用(耐薬品用)

化学物質を扱う手袋ですが、化学物質と言っても5万種類以上あり、一つの手袋では対応できません。そこで作業内容に適した手袋を選ぶ必要があります。素材によって耐酸性、耐アルカリ性、耐油性、耐溶剤性、耐候性等の特徴があります。

化学物質によっては手袋の素材が侵されて物質が浸透する場合があったり、あるいは気化された有害なガスが透過する可能性もあります。使用時に手が変色したり、かゆみやかぶれを感じたときは直ちに使用をやめるようにしましょう。

またケミカル用の手袋は使用後の管理方法にも注意が必要です。

 

4)特殊手袋

①防振手袋

振動工具等を長時間使用すると手の血液循環が悪くなります。こういった振動障害を防止するために防振手袋を使用します。
間にスポンジや振動吸収効果の高いゴム管(NBR)を入れて、手に伝わる振動を軽減させます。またスポンジに代わるエアーキャップや衝撃吸収材を入れた手袋も開発されています。

防振目的で綿手袋を2枚重ねで使用する人もいますが、振動吸収の効果がほとんどないため、防振手袋を使用するようにしましょう。

 

②切創防止手袋

手や指の切創を防止するための手袋です。
パラ系アラミド繊維が多く使用されており、パラ系アラミド繊維とステンレス線を編みこんだ手袋が一般的です。一番切れにくいのは鎖手袋と呼ばれているステンレスを編みこんで作られているものです。刃物や鋭利な素材、薄型鋼板等、金属加工作業に適しています。

 

③電気用ゴム手袋

電気回路の作業において、作業者の手や手首上部からの感電防止用の手袋です。
電圧により3種類ありますので、作業状況によって選択しましょう。使用に際しては、保護革手袋の併用が必要です。

A:300Vを超え交流600Vまたは直流750 V以下
B:交流600Vまたは直流750V を超え3,500V以下
C:3,500Vを超え7,000V以下

 

④耐熱手袋

手指や手首上部の火傷を防ぐための手袋です。100℃を超える場合は耐熱素材を用いた手袋を使用する必要があります。
メタ系アラミド繊維、パラ系アラミド繊維のものがありますが、インナーとして純綿手袋などを使用して空気の層を作り、熱伝導を遅らせる工夫が必要です。

耐熱手袋ではありますが、長時間の使用は手袋自体の蓄熱によって手を火傷する恐れがあります。出来る限り短時間の使用にしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
手袋にもたくさんの種類があり、用途によって使い分ける必要があります。特に特殊手袋やケミカル用の手袋については、使用用途や条件によって使用すべき種類が決められていますので、作業指示書などを見直して最適な手袋を使用できると良いですね。

 

 

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清水 まり

ウレタンゲルというやわらかな素材を扱った工場向けの商品を製造・開発する、株式会社エクシールに勤めています。海外向けのサイトを担当しており、国内外の製造者の方々へ新商品の紹介やご提案の仕事をしています。工場で働く皆様へ衛生管理の考え方や最新の情報を記事にしていきます!私ごとですが寒い時期の温泉がだいすきです。

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