品質管理のキホン|QC7つ道具「パレート図」とは?

こんにちは!エクシールの清水です。
最近、映画を見ることが多いのですが、観る前と後で映画のイメージが変わることが多くありました。食わず嫌いという言葉がありますが、想像で判断すると実は損をしていることもあるなぁと実感したので、映画に限らず色々な分野にチャレンジしていきたいと思っている今日この頃です!

さて今回はQC7つ道具の中の【パレート図】についてご紹介します。
問題の原因を把握する際にはとても効果的な図です。作成方法などを確認していきましょう!

 

QC7つ道具について

まずはQC7つ道具について簡単に。これはわかりやすく言うと「仕事のプロセスから得られる品質特性データを解決し、問題解決を行うために活用する手法(カイゼンベースより引用)」です。

7つ道具とは次の通りです。

・パレート図
・特性要因図
・ヒストグラム
・グラフ
・管理図
・チェックシート
・散布図

パレート図について

パレート図は、問題(不良、クレーム、故障などの件数や損失金額)を、その現象・原因・状況別に分類してデータ取りを行い、値の大きい順に並べて、棒グラフと累積曲線の図で表したものです。

パレート図を見てわかることは、「どの項目に問題があるか」「重点的に取り組む問題は何か」「その影響がどの程度か」「どこを改善するとどの程度改善後に効果が得られるか」などが挙げられます。
これらのポイントから、どの項目が最も重大な問題であるかを見つけ、改善効果を把握するために用いられる手法となります。パレート図を書くことで、分類項目の影響が一目でわかるようになるので、報告や記録に使用することが多いです。

 

パレート図の書き方

では実際どのように書いていくかを見ていきましょう。

1.データの分類項目を決める

「不良項目別」「場所別」「機械別不良数」などです。

2.期間を決めてデータ取りをする

3.分類項目別にデータを集計する

例として分類項目を「不良項目別」に設定すると、データは「キズ」「割れ」「凹み」「欠け」等になります。
データの大きい順に項目を並べかえ、累積を%で計算します。データが小さいものはまとめてその他とします。

不良項目 データ数 累積数 累積比率
クロム不良 20 44 20 44
キズ 10 22 30 67
汚れ 7 16 37 82
シミ 3 7 40 89
ハガレ 2 4 42 93
水洗不良 1 2 43 96
その他 2 4 45 100
45

 

4.グラフに縦、横軸を記入する

データ数のメモリを縦軸に入れましょう。

5.データの大きい順に棒グラフを書く

6.データの累積数を折れ線グラフで書く

参考:https://www.sk-quality.com/qc7/qc702_pareto.html

7.データの期間や記録者、目的を書く。

 

このように書いてみると、クロム不良が全体の中で最も重大な問題であることがわかります。例えばこの後、何か改善策を取った後に再度パレート図を書いて比較してみると、効果がより分かるようになります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。パレート図を書くことで、問題の原因が見てわかるようになるため、優先して解決すべき内容を共通して理解できます。また、前項でも既述したように、改善前後でパレート図を書くと、改善策が効果があったのかどうかを目で確認することができるので非常に便利な7つ道具です。
是非、問題の原因を把握する際はパレート図を活用してみてくださいね!

 

 

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清水 まり

ウレタンゲルというやわらかな素材を扱った工場向けの商品を製造・開発する、株式会社エクシールに勤めています。海外向けのサイトを担当しており、国内外の製造者の方々へ新商品の紹介やご提案の仕事をしています。工場で働く皆様へ衛生管理の考え方や最新の情報を記事にしていきます!私ごとですが寒い時期の温泉がだいすきです。

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